著者:りょうた
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メダカ飼育において水質管理は、生存率や繁殖成功率を大きく左右する重要要素です。
しかし、水が透明だからといって安全とは限りません。硝酸塩や亜硝酸塩など、目に見えない物質がメダカにダメージを与えるケースは少なくありません。
そこで注目されているのが、テトラが販売する「テトラテスト 6in1 試験紙(淡水用)」です。本記事では、メダカ水槽の水質を気にする飼育者向けにメリット・デメリットを踏まえて詳しく解説します。
テトラテスト 6in1 試験紙の機能・特徴


| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | テトラテスト 6in1 試験紙(淡水用) |
| メーカー | テトラ(Tetra) |
| 対応水質 | 淡水専用 |
| 測定可能項目 | 6項目 (総硬度・炭酸塩硬度・pH・亜硝酸塩・硝酸塩・塩素) |
| 測定方式 | 試験紙による比色測定 |
| 測定時間 | 約60秒 |
| 使用方法 | 水に数秒浸し、発色後にカラーチャートと比較 |
| 測定精度 | 目安レベル(簡易測定向け) |
| 主な用途 | 日常的な水質チェック、水換え判断 |
| 対象生体 | メダカ、金魚、熱帯魚(淡水) |
| 保存性 | 常温保存(湿気注意) |
テトラテスト6in1は、淡水水槽専用の水質検査試験紙で、以下6項目を測定できます。
- 総硬度(GH)
- 炭酸塩硬度(KH)
- pH
- 亜硝酸塩(NO2–)
- 硝酸塩(NO3–)
- 塩素(Cl2)
水に1秒浸し、約1分後に色を比較するだけで結果が分かるため、専門知識がなくてもメダカ 水質の現状把握が可能です。定期チェック用ツールとして位置づけると非常に有効です。
測定項目の解説
| 測定項目 | メダカ水槽での意味 |
|---|---|
| pH | 体調・産卵に直結。急変はストレス要因 |
| 亜硝酸塩(NO2⁻) | 最重要。検出時は危険信号 |
| 硝酸塩(NO3⁻) | 蓄積すると慢性的な不調の原因 |
| 総硬度(GH) | 成長・体色に影響 |
| 炭酸塩硬度(KH) | pH安定性に関与 |
| 塩素(Cl2) | 水道水由来。ゼロが理想 |
水の汚れの指標としては主に硝酸塩、亜硝酸塩が用いられ、特にアンモニアから変化した亜硝酸塩は毒性が硝酸塩より強いので、亜硝酸塩が多い環境は
亜硝酸塩(NO2-)
今回測定する物質では一番注意が必要で、毒性が強い物質です。
水槽内のエサの食べ残しや生体の排泄物が原因で発生したアンモニアは、フィルターや水槽にあのバクテリアの作用で亜硝酸塩に変わります。
亜硝酸塩が高いと、有機化合物が分解されていないことを意味し、魚は水面で鼻上げなど酸欠のような兆候を示し、呼吸困難で死んでしまうこともあります。
亜硝酸塩の有無や量には測定時特に注意しましょう。
硝酸塩(NO3-)
亜硝酸塩はろ過バクテリアの作用で硝酸塩に変化します。アンモニアや亜硝酸塩と比べると毒性が低いです。また硝酸塩は水草の栄養分にもなりますが、1リットルあたり25㎎を超えると藻類が発生しやすくなります。
総硬度(GH)
溶存カルシウム塩やマグネシウム塩の測定値です。これらの濃度が高いと硬水、低いと軟水とされています。
炭酸塩硬度(KH)
炭酸塩の量によって決まるもので、数値が高くなるほどアルカリ性になりやすく(pHが高くなりやすく)なります。逆に数値が低ければ酸性になりやすく(pHが低くなりやすく)なります。
pH
酸性やアルカリ性を示す度合い。1~14までの数字で示され数字が小さいほど酸性、数字が大きいほどアルカリ性が強く、真ん中の7だと中性とされます。
メダカはある程度酸性やアルカリ性に傾いても生きていられますが、やはり健康には良くないので、極力中性に近い数値を保つようにしましょう。
塩素(Cl2)
水道水には水の中の病原菌を殺すために塩素が含まれています。人が水道水を飲む分には特に問題ないですが、メダカなどの観賞魚やろ過バクテリアにとっては塩素は有害です。
水道水にカルキ抜きを混ぜることで塩素は抜くことができます。

以下の記事ではうちのメダカ水槽で使っているカルキ抜きを紹介しています。
各項目の適正値
| 測定項目 | 適正値 |
|---|---|
| pH | 6.8~8.4 |
| 亜硝酸塩(NO2⁻) | 0~1㎎/l |
| 硝酸塩(NO3⁻) | 0 ~25mg/l |
| 総硬度(GH) | 4d~16d |
| 炭酸塩硬度(KH) | 3d~10d |
| 塩素(Cl2) | なるべく0が望ましい |
テトラテスト 6in1 試験紙の使用方法
テトラテスト 6in1 試験紙を使ってみた
まずはテトラテスト 6in1 試験紙使用中を1秒間水につけます。

1秒ですぐに水から出して塩素だけすぐに測定。
その後、1分間待って塩素以外の要素を測定しました。1分経つと色が変化します。余分な水は軽くふき取ると色がにじまず見やすいです。

上から「硝酸塩」「亜硝酸塩」「総硬度」「炭酸塩硬度」「pH」「塩素」です。
水換え前に測定したのもあって硝酸塩と亜硝酸塩はピンク色に変化し高めに出ました。毒性の強い亜硝酸塩は水換えの目安に到達していたので水換えをして正解でした。
テトラテスト 6in1 試験紙のメリット
一度に複数の項目を確認できて便利
pH、亜硝酸塩など特定の物質・要素だけ測定できる商品もありますが、テトラテスト6in1はメダカ飼育にかかわるものが試験紙一つで一通り測定できます。
いちいちいろんな試験紙を買わなくても、1つで全部で測定できるのは便利ですね。
すぐに水質を把握できる
最大の利点は、短時間かつ低コストで水質を把握できる点です。特に複数水槽を管理している場合、1本で広範囲のチェックが可能なため作業効率が向上します。また、数値の変化を追うことで、水換えなどの判断がしやすくなり、メダカの突然死リスクを下げられます。
テトラテスト 6in1 試験紙のデメリット・注意点
デジタルに比べると精密さには欠ける
一方で、測定結果はあくまで目安であり、精密検査には不向きです。繁殖を本格的に行う上級者や、数値管理を厳密にしたい場合は、液体試薬やデジタル測定器との併用が望ましいです。
ただし趣味レベルでメダカ飼育をする分にはそこまで気にすることでもないです。

pHはデジタルでも測定できます。
色判定がわかりづらい
先述の通りデジタルでの測定に比べると精密性に欠けますが、その理由が黙示の判断になるのと色判定がわかりづらいときもあります。
特に水に入れて出してから1分間待つ間に水で色がにじんでしまい分かりにくくなることもありました。
水から出した時にティッシュなどで表面の水滴を軽くふき取ると見やすくなります。
よくある質問
- メダカ水槽ではどの項目を特に重視すべきですか?
- 特に重要なのは、pH・亜硝酸塩・硝酸塩です。これらはメダカの健康状態に直結しやすく、水質悪化の初期サインとして現れます。
- どのくらいの頻度で測定すれば良いですか?
- 通常は週1回、水換え前後の測定がおすすめです。夏場や過密飼育時は、水質が急変しやすいため重点的にチェックしましょう。
メダカ水槽の水質を一気に測定するならテトラテスト6in1試験紙
テトラテスト6in1試験紙は、「今の水質を手軽に知りたい」というニーズにしっかり応える製品です。完璧な精度を求める用途には向きませんが、日常管理や異変の早期発見には十分な性能を備えています。
メダカ 水質を可視化することは、トラブルを未然に防ぐ最短ルートです。まずは現状を知る一歩として、本製品を活用してみる価値は高いでしょう。

水質などメダカを守るための方法は以下の記事でもまとめています。
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