著者:長池涼太
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僕のメダカ水槽ではメダカのほかにミナミヌマエビやヤマトヌマエビ、タニシも一緒に飼育しているのですが、先日がヤマトヌマエビがタニシの稚貝を食べているのを発見しました。
一緒に飼育している生体間での捕食ということでショックでしたが、生体の相性によっては捕食などのリスクも頭に入れなければいけないと改めて実感しました。
ヤマトヌマエビがタニシを食べたのを確認
うちで使っているメインの水槽はメダカを軸にミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビ、タニシ(ヒメタニシ)も混泳しています。
先日ヤマトヌマエビが何か持ってるなと思いながらよく見るとタニシを持っていました。生まれたばかりの稚貝より一回りくらい大きかったですが、ヤマトヌマエビが難なく持って泳いでいました。
実はタニシの稚貝が10匹以上生まれていたのですが、2,3週間~1か月たつと稚貝の貝殻だけがあちこちで見られました。水質の悪化も考えられましたがその割には元気な個体もいたので、これもヤマトヌマエビのしわざの可能性が高いですね。
ヤマトヌマエビはメダカと相性が良くコケ取りの効果もある点では有能ですが、他の生体の捕食の可能性がある点は注意です。
ミナミヌマエビはヤマトヌマエビより一回り小さいエビですが、ミナミヌマエビはタニシなど他の生体を捕食することはほとんどありません。(食べるとしても死んだ個体)
生体間の捕食が心配な方はヤマトヌマエビではなくミナミヌマエビがオススメです。
ヤマトヌマエビがタニシを食べるのを防ぐための対策
水草や流木などで隠れ場所を多めに作る
生体の捕食を防ぐ点では水草や流木などを入れて隠れ場所を確保するのは必須です。
水槽が一つしか用意できない場合は水草や流木などで隠れ場所を多めに作ることで、ヤマトヌマエビがタニシを食べる確率を減らせます。
水草は光合成による酸素の供給や水質浄化の効果もあるため隠れ場所以前にほぼ必須です。
タニシの稚貝は別の水槽で飼育
水草などで隠れ場所を作るのは有効と言いつつ100%安全が保障できるとも言い切れません。そのため確実にタニシを育てるためには、特に稚貝の段階ではヤマトヌマエビとタニシは別の水槽で飼育することをオススメします。
大人のタニシであればヤマトヌマエビに食べられることはほとんどないので、大丈夫です。
タニシの大きさの目安は難しいですが、個人的にはビー玉くらいのサイズになれば大丈夫だと考えています。
まとめ
- ヤマトヌマエビがタニシを食べることがある
- 水草や流木などで隠れ場所を作ろう
- 特にタニシの稚貝の段階ではヤマトヌマエビと違う水槽での飼育がオススメ
タニシの稚貝はヤマトヌマエビでも簡単に持ち去ることができてしまうので捕食に注意しましょう。タニシは繁殖力がちょうど良く、水質浄化の効果もあるため、メダカ飼育に出てくる貝類の中でもかなり有能です。
タニシとヤマトヌマエビは場合によっては別々に飼育したほうが安全かもしれません。