著者:りょうた
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秋になり水温が下がってきました。水温が下がることでメダカの活動も鈍ってきますが、そんな中で大きな変化の一つとして産卵・繁殖をしなくなるというのもあります。
特にメダカを飼育する上で産卵・繁殖を楽しみにする方も多いですが、水温の関係で秋から冬にかけては難しい部分もあります。
そんな中で実はメダカなど観賞魚の水槽に使えるヒーターがあります。ヒーターを使うと水温を一定に保てるので、冬でも春や夏のような水温をキープできるので、冬などの本来は水温が低い時期でもメダカの産卵・繁殖を促すことができます。
今回はそんな水槽用のヒーターの魅力を伝えるためにGEXの「メダカ元気 オートヒーター SH55」を使ってメダカ水槽用のヒーターの効果を検証しました。
メダカ元気 オートヒーター SH55の機能・特徴
| 温度 | 水温を23℃に保ってくれる |
| 安全機能 | 空焚き防止・温度過昇防止機能を搭載 |
| 消費電力 | 55W |
| 適応水量 | 18リットルまでの水槽用 |
| 音 | 無音 |

メダカ元気オートヒーターSH55は主にメダカ水槽向けのヒーターで、メダカ水槽の水温を23℃にキープしてくれます。水量18リットル以下の水槽に対応しており、使い方も水中に入れ、付属のキスゴムで固定、コンセントをさすだけと使い方もシンプルです。

置く場所によってはコンセントが届かない場合もあるので、置き場所の調整をしたり延長コードを準備しましょう。


うちでは縦にヒータを置いていますが、横にしておくことも可能です。この辺は水槽内のレイアウトに応じてお好みで。またコンセントにつないでもヒーターからの音は一切ないので、寝室においてもヒーターの音は気にならないです。
メダカは水温が低いと産卵しなくなる
実は10年以上メダカ飼育をして、初めてヒーターを導入しました。
一番の理由は『冬でもメダカに産卵・繁殖をしてもらうため』です。メダカの産卵は水温によるところが大きく、水温が低くなると活動的でなくなり産卵もしなくなります。
うちの場合は、体感ですが水温が20℃を切ると産卵しなくなります。秋から冬にかけてはヒーターなしだと室内でも水温20℃を保つのは難しいので、水温を調整となるとヒーターは必須です。

逆に一番産卵が盛んなイメージなのは水温25℃前後ですね。
ヒーターを使うと水温を維持してくれた
うちの水槽の場合、例年10月あたりから水温が下がりそれにともなってメダカの産卵も減ることが多かったです。
2025年の10月25日に導入、18時頃の段階では水温は20℃でした。

そこからヒーターを稼働させ、様子を見ました。その後約3時間後の21時には水温が23℃になっており、それ以降はずっと23℃をキープしていました。

翌日以降も数日間ヒーターを稼働させていますが、多少の変化はありつつ23℃~25℃をキープとメダカにとってはちょうどいい水温を保っていました。ヒーターの種類によってはもっと水温を上げることも可能ですが、特にミナミヌマエビなどのエビ類は高水温(28℃以上)に弱いので、エビを飼育している方は水温を上げすぎないように注意しましょう。
ヒーターのデメリット注意点
小型水槽向けなので大型水槽には向かない場合もある
今回検証に使ったメダカ元気 オートヒーター SH55は水量18リットル以下向けのものなので、それより多い水量の水槽だと効果を発揮しにくいかもしれません。
ただし、ヒーターは水量に応じて種類が豊富なので、自分の水槽の水量に応じたヒーターを選べば問題ないです。商品には想定している水量が記載されているので、それを見て自分に合ったヒーターを選びましょう。

たとえばうちの水槽より大きい20リットル、30リットルクラスの水槽であれば、下記のようなうちのヒーターの上位種みたいなものもあります。
設定温度が固定のため細かい温度調節ができない
今回検証に使った「メダカ元気 オートヒーター SH55」は水温を23℃に保つようにできていますが、たとえば25℃や20℃など任意の水温に調整することはできません。また、販売されているもヒーターも特定の水温に固定されているものが多いです。
ただ、一部のヒーターでは水温調節が可能なものもあるので、水温を調整したい人はそのタイプのヒーターを買うのもオススメです。
通電したまま水槽(水)から出さない
ヒーターは基本的に水中に設置して使用することになります。たまに水槽の掃除や水替えなどをすることがありますが、その際ヒーターのコンセントは抜いておきましょう。
コンセントを抜かないまま(電源が入ったまま)水替えなどしてヒーターが空気中に出てしまっても、安全機能(温度センサー)が働き安全な温度にコントロールされますが、安全機能も故障した際は温度ヒューズが作動して通電そのものを遮断して再利用できなくなってしまいます。こうなると買い替えるしかなくなるので、ヒーターが作動したまま水から出さないように気を付けましょう。
屋外ビオトープでの使用は難しい
今回紹介しているメダカ元気オートヒーターに限らず、水槽用のヒーターは室内の水槽の使用を前提にしています。そのため屋外でメダカ飼育をしていても、屋外でヒーターを使うのは難しいです。
屋外でヒーターの使用が難しいのは以下の通りです。
- 特に夜は水温が下がりすぎて、ヒーターといえど対応できない
- 雨風にさらされてヒーターが故障するリスクがある
ヒーターは水温を維持してくれるとはいえど、水温が低すぎると効果を発揮できません。屋外は特に水温の変化が激しいですし、真冬ともなると水温が0℃を切り水面が凍ることもあります。
ちなみに今回紹介したメダカ元気オートヒーターSH55は周囲の温度が15℃以上を想定しているため、極端に気温・水温が下がる屋外での使用は適切ではありません。
よくある質問
- メダカ元気 オートヒーター SH55は何℃に保たれますか?
- 約23℃前後で自動的に保たれます。手動調整は不要です。
- 24時間つけっぱなしでも大丈夫?
- 問題ありません。安全装置が内蔵されているため、過熱や空焚きを防止します。
- どんな水槽サイズに合いますか?
- 水量18L以下の小型~中型水槽が目安です。
メダカ水槽用にヒーターをオススメする人
- 冬の低い水温をどうにかしたい方
- 小型水槽でメダカを飼っている方
- 冬でも産卵・繁殖を狙いたい方
特に冬でも水温を維持し、メダカの産卵・繁殖を促したい人にはオススメです。普通に飼育していると室内でも水温は下がるため、冬の産卵・繁殖は難しいです。
まとめ
「メダカ元気 オートヒーター SH55」などメダカ水槽用のヒーターは水温を上げる・維持する効果があります。
特に冬などの水温が低い時期に活用することで、冬でもメダカの産卵を促せます。設置も簡単で、忙しい会社員でも日常的なメダカ飼育を安心して続けられます。
寒い冬でも、あなたのメダカが元気に泳ぎ続ける環境を作りたいなら、ぜひこの冬に水槽用のヒーターを導入しましょう。
涼しげメダカノート



