著者:長池涼太
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うちの水槽ではメダカだけでなくいろんな生物といっしょに飼っています。
今回紹介するオトシンクルスも、メダカを食べたりもしくは食べられるなどはないのでメダカとの混泳も充分に可能です。メダカ飼育で必須と言うほどではないですが、いっしょに飼うと水槽内のコケを食べてくれるメリットがあります。
オトシンクルスの概要。メダカとの相性は良い
名前 | オトシンクルス |
エサ | 水槽内のコケを食べるが、 タブレット状のエサもあるとより良い |
メダカとの混泳 | 相性が良く問題ない |
水温 | 25℃前後は維持したい |
繁殖 | 困難 |
オススメ度 |
特にコケが発生している水槽に導入すると、積極的に食べてくれます。性格も温和なのでメダカとケンカすることもほとんどないです。元々熱帯に生息するため水温は25℃以上と高めが望ましいです。水温やエサには少し気をつかうことになりそうです。
オトシンクルス。コケを食べてくれる
ガラスについたコケを食べてくれる
石巻貝と同じく、水槽内に発生したコケ(主に茶ゴケ)を食べてくれます。壁に張り付いて、コケをそぎ取るようにして食べます。ただコケを食べつくすと食糧がなくなることになるので、エビ用の沈むエサなども与えるといいですね。
水槽内をあちこち動きまわりますが、性格は温厚なのでメダカなどほかの魚を襲うことはなく混泳も問題ないです。分類上は熱帯魚なので水温は少し高めがいいです。
水温とエサに注意
実はオトシンクルスは飼って2,3か月くらいで死んでしまいました。原因は、
- 熱帯魚なので水温が適してなかった(水温が低めだった)
- コケを食べつくして食糧がなくなった
と考えられます。元々、オトシンクルスは熱帯魚に分類されているためメダカと比べると高い水温の維持が重要です。
オトシンクルスの繁殖は難しい
オトシンクルスの繁殖は飼育下でも可能らしいですが一般の人がオトシンクルスの繁殖に成功にした例はほとんど見たことがないです。似た種類の「オトシンネグロ」は、まだ繁殖はしやすいそうです。
コケ取りの効果はオトシンネグロもオトシンクルスもそこまで差はないそうです。
オトシンクルスはメダカ飼育に慣れてきた人にはオススメ
- オトシンクルスは水槽内に発生したコケを食べてくれる
- コケを食べるためオトシンクルス用のエサなどは与えなくても大丈夫
- 穏やかな性格なのでメダカやエビ類との混泳も問題ない
- 熱帯魚なので水温は少し高め(25~28℃以上)が望ましい
- 一般の飼育下での繁殖の例はほとんどない
今日紹介したオトシンクルスはメインで飼うというよりは、コケ取りや掃除屋など補助的な位置づけです。最初のころはメダカだけで飼ってましたが、途中からエビなどを追加しました。
メダカ飼育に慣れてきて、エビやドジョウ以外の混泳を試したい、もしくはコケ取り効果のある生き物を飼いたい方にオトシンクルスはオススメです。
メダカはいろんな生体と一緒に飼うことができます。
以下の記事でメダカと相性のいい生体をまとめています。