メダカの稚魚のエサは何がいい?初心者でも失敗しない選び方と与え方を解説

メダカの稚魚のエサは何がいい?初心者でも失敗しない選び方と与え方を解説

著者:りょうた

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メダカを繁殖させて稚魚が生まれたのに、数日後に気づいたらほとんどいなくなっていた。そんな経験はありませんか?

メダカの稚魚の死因としてよく挙げられるのが、エサの問題です。「エサをあげ忘れた」だけでなく、「エサが大きすぎて食べられなかった」「あげすぎて水質が悪化した」というケースも非常に多いです。

この記事では、メダカの稚魚に適したエサの種類・選び方・与え方を、初心者の方にわかりやすく解説します。

メダカの稚魚のエサが重要な理由

生まれてすぐのメダカの稚魚は、体長わずか3〜5mmほどしかありません。見た目はとても小さく、口もほんのわずかしか開きません。

親メダカが食べている市販のフレークや粒のエサをそのまま与えても、口に入らないため食べることができません。エサをあげているつもりでも稚魚には届いておらず、そのまま餓死してしまうこともあります。

また稚魚は体が小さい分、環境の変化にも弱く、水質の悪化に敏感です。食べ残しのエサが底に沈んで腐ると、水質が急激に悪化して全滅することもあります。

エサ選びと与え方を正しく理解することが、稚魚を育てる上で最初の大きなポイントになります。

稚魚用エサの選び方:ポイントは「粒の大きさ」

稚魚用のエサを選ぶときに最も重要なのが、粒(つぶ)の細かさです。

メダカのエサの粒の大きさ比較
左:大人のメダカ用のエサ。真ん中:メダカ稚魚用の小粒のエサ。右:メダカ稚魚用の粉末のエサ。

稚魚の口は非常に小さく、普通の大人のメダカが食べるようなエサが食べれないこともあります。市販品であれば「稚魚用」「針子用」と書かれている製品を選べば、まず間違いありません。

親メダカ用のエサを稚魚に与えたい場合は、指で細かくすりつぶしてから水面に撒く方法もあります。ただし粒のばらつきが出やすいので、最初のうちは稚魚専用のエサを使う方が安心です。

また、エサが水面に浮かぶタイプかどうかも確認しておきましょう。稚魚は水面付近でエサを食べることが多いため、浮上性のエサの方が食べやすくなります。

稚魚におすすめのエサ5種類

市販の稚魚向けの粉末もしくは小粒のエサ

微生物の素

初心者に最もおすすめなのが、市販の稚魚専用粉末エサです。「ひかりメダカ稚魚」「テトラキリミン ベビー」などが代表的な製品で、ホームセンターや観賞魚専門店で手軽に購入できます。

稚魚の口サイズに合わせた微細な粒が、バランスよく栄養素を含んでいます。使い方もシンプルで、水面に少量ふりかけるだけ。まずはこれを用意しておけば間違いありません。

PSB(光合成細菌)

PSB

PSB(光合成細菌)は、赤い液体状の微生物資材です。エサそのものというよりは、稚魚の腸内環境を整えたり、水中の有機物を分解して水質を安定させたりする働きがあります。

粉末エサやグリーンウォーターと組み合わせて使うと、稚魚の成長サポートに効果的です。少し上級者向けのアイテムですが、扱い方はシンプルなので興味があれば試してみてください。

ブラインシュリンプ

ブラインシュリンプ

ブラインシュリンプは卵で売られており、それを塩水に漬けると1~2日で孵化。孵化したブラインシュリンプをメダカ稚魚に与えることになります。ブラインシュリンプを筆頭に生きたエサ(生餌)は栄養価が高い傾向にあるので、メダカの稚魚もよく育ちます。

ただし塩水やブラインシュリンプを孵化させるための容器の準備など手間はかかるので、中級者以上向けです。

ミジンコウキクサ

ミジンコウキクサ

ミジンコウキクサは浮き草であり同時にメダカのエサになる優れものです。

生まれてすぐの稚魚(針子)では食べるのは厳しいですが、一回りくらい大きくなった稚魚であれば食べることも可能です。

グリーンウォーター(青水)

グリーンウォーターとは、植物プランクトンが大量に発生した緑色の水のことです。稚魚はこの植物プランクトンを直接食べて育つことができます。

エサをあげる手間が少なくなるうえ、常に微小な栄養が水中に漂っているため、稚魚の生存率が高まりやすいのが特徴です。屋外飼育では日当たりのよい場所に容器を置くと自然に発生しやすくなります。

その他液体のエサ

グリーンウォーターと別にメダカの稚魚に必要な栄養素を含んだ液体のエサも販売されています。「メダカの栄養ドリンク」「めだか稚魚のためのウォーターフード」があります。

これらは液体の中に豊富な栄養素を含んでおり、顆粒状のエサと違って稚魚の大きさを気にする必要もありません。

ただしあくまで「補助」の立ち位置なので、先述の粉末・小粒の稚魚用のエサを与えつつ、併用するのがオススメです。

エサの与え方・頻度・タイミング

1日に何回あげればいい?

稚魚のエサは、1日2〜3回が基本です。1回の量は少なめにして、小まめに与えるのがポイントです。

稚魚の胃袋はとても小さいため、一度にたくさん食べることができません。少量を複数回に分けることで、食べ残しによる水質悪化を防ぎながら、稚魚に安定してエサを届けられます。

適切な量の目安

「2〜3分で食べ切れる量」が目安とよく言われますが、稚魚の場合は特に少量にとどめてください。水面に少しふりかけて、5分以内に食べ尽くされる量が理想です。

食べ残しが底に沈んでいるようなら、与えすぎのサインです。翌日からは量を減らしましょう。

与えるタイミング

メダカは夜間はほとんど活動しません。エサは日中の明るい時間帯に与えるようにしましょう。朝と夕方の2回、または朝・昼・夕方の3回というペースが管理しやすいです。

やってしまいがちなNG行動

親メダカと同じエサをそのままあげる

前述のとおり、粒が大きすぎて稚魚の口に入りません。必ず稚魚専用のエサか、細かくすりつぶしたものを使いましょう。また、口に入らず食べられなかったエサは底に沈み、腐敗、水質悪化を招くので注意しましょう。

「かわいそう」と思ってエサをあげすぎる

エサのあげすぎは水質悪化につながります。食べ残しが水中に溶け出すと、アンモニアが発生して稚魚が死んでしまうこともあります。少量を小まめに、が鉄則です。特にメダカ飼育初心者は、「ちょっと少ないかも…」と感じるくらいが案外ちょうどいいかもしれません。

数日分まとめてあげる

旅行などで数日家を空けるときに、多めにエサをドサっと入れていくのはNGです。水質が一気に悪化するリスクが高まります。短期間の外出であれば、グリーンウォーターで育てている場合は比較的問題になりにくいですが、通常飼育では自動給餌器の活用も検討してみてください。

なお数日家を空けるなどする場合は、通常のエサと別に専用のフードがあるのでそちらがオススメです。

親メダカと同じ容器で育てる

エサの話とは少しずれますが、稚魚は親メダカと同じ空間にいると親メダカに食べられてしまうことがあります。稚魚が生まれたら、別容器に移して育てるのが基本です。エサ管理もしやすくなります。

まとめ|メダカの稚魚はエサの選定と与え方に注意

メダカの稚魚のエサについて、重要なポイントをまとめます。

  • エサは必ず稚魚専用の細かいものを使う(親メダカ用はNG)
  • グリーンウォーターは稚魚育成に非常に効果的
  • 1日2〜3回、少量ずつこまめに与える
  • 食べ残しは水質悪化のもと。あげすぎに注意
  • 稚魚は親メダカとは別容器で育てる

エサさえ正しく管理できれば、稚魚の生存率はぐっと上がります。最初は難しく感じるかもしれませんが、コツをつかめばそれほど手がかかるものではありません。

ぜひ稚魚たちを元気に育てて、メダカ飼育の楽しさをさらに広げてみてください。

りょうた
りょうた

以下の記事でエサも含めたメダカの稚魚の育成全般を解説しています。

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