著者:りょうた
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水槽を設置する際、多くの人が「普通の家具の上で大丈夫では?」と考えます。しかし、水槽は水・砂利・機材を含めると 数10kg~100kg以上 にもなり、一般的な家具では耐荷重や耐水性が不足しがちです。
専用の水槽台は、
- 耐荷重設計で安全性が高い
- 防水性・防湿性に優れる
- 種類によっては観賞魚飼育の機材や水槽用品を収納できる
といったメリットがあります。今回は水槽台の解説や種類ごとの特性の解説をしています。
水槽台の種類と特徴
水槽台にはいくつかのタイプがあります。基本的に種類ごとに良し悪しの大きな違いはありませんので、目的や部屋の雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。

水槽も種類が豊富なので合う水槽台を選びましょう。
木製水槽台
- インテリア性が高くリビングに馴染みやすい
- 防水加工が必要なものもある
- 価格は幅広い
木製で後述の収納スペースがないぶん、省スペースなものが多いです。特に一人暮らしのアパートなど部屋があまり広くない場合はこのタイプが良いでしょう。また、色も茶色や黒などバリエーションがあるので、部屋に合うものも見つけやすいです。
スチール製水槽台
- 強度・耐久性に優れる
- シンプルなデザインで安価なモデルも多い
- 水滴や湿気によるサビに注意
スチール製の水槽台や何より丈夫なのがメリットです。他の種類と違ってネジなどがなくはめ込むだけで組み立てられるものも多いので、購入してから組み立てるのも楽です。
また上下2段で複数の水槽を設置できることもあるので、
キャビネット型水槽台(収納スペース付きの水槽台)
- 扉付きでフィルターやエサなどを収納できる
- インテリア性が高く、隠したい配線もすっきり
- 少し価格は高め
うちの水槽台は木製のキャビネット型です。キャビネット型の場合は水槽台の中に収納スペースがあるので、メダカ飼育で使うものを収納することも可能です。
うちの場合はエサやピンセットなどよく使うものは外に出してますが、カルキ抜きや余った田砂など使う頻度がそこまで多くないものはまとめてここに収納してます。メダカ飼育の用品って一つ一つは小さいですが、それなりの数がありスペースも取るので水槽台の中に収納できるのはありがたいです。


うちで使っている(画像)の水槽台はコトブキ工芸の「アクアスタンド450/600」ですが現在は廃盤になり販売されていないようです。下記のアクアラックが似てます。
水槽台の選び方のポイント
- 耐荷重を確認
水槽の大きさ+水+底砂+機材で総重量を計算しましょう。例:60cm水槽なら約70kg。 - 設置スペースとのバランス
部屋の動線や床の強度もチェック。 - デザインと収納性
リビングならキャビネット型がおすすめ。省スペースならシンプルなスチール製。 - 組み立てやすさ
DIY初心者は完成品か組立サポートのある製品を選ぶと安心。

水槽台は自分で組み立てる必要があることが多いので注意
特にAmazonや楽天などネットで購入する場合、多くの水槽台は自分で組み立てる必要があるので注意しましょう。基本的には板やネジなどの部品がバラバラになった状態が届くので、それを添付の説明書を見ながら組み立てることが多いです。
とはいえ、説明書が理解できればそこまで難しくなく、はめ込むだけで完成したり、工具が必要だとしてもドライバーがあれば十分な場合がほとんどなので組み立て自体はそこまで難しくない場合が多いです。
よくある質問(FAQ)
- 普通の家具の上に水槽を置いてもいい?
- 重量や湿気で破損・事故のリスクが高いためおすすめできません。
- 水槽台の耐荷重はどのくらい必要?
- 水槽の総重量+10~20%程度の余裕があるものを選びましょう。
- フローリングでも設置できる?
- 可能ですが、床の補強やマットを敷くと安心ですが、床がへこむなどはありそうです。
まとめ:安全で快適なアクアリウムには水槽台が必須
水槽台は「ただの台」ではなく、水槽を安全に支えるための土台です。耐荷重・収納性・デザインを考慮して選べば、事故を防ぎ、アクアリウムライフを快適に楽しめます。
まずは自分のライフスタイルや水槽に合う水槽台を選びましょう。