著者:長池涼太
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どの魚にも言えることですが、水が必要以上に汚くなってしまえば魚は死にます。
つまりメダカを飼ううえで水質をしっかり管理するというのはとても重要なことになってきます。
今回の記事では僕が水質を維持するために使っているものを紹介します。
ろ過装置。汚れた水をキレイにする
ろ過装置の仕組み
仕組みは矢印の所がスポンジみたくなってて、そこから水が入って上に流れて奥にある水をためるスペースに流れるという仕組み。
大きなゴミはここでこしとります。
2枚目の写真の矢印の部分はフィルターで水槽の水に浸るとろ過の役割をする微生物が繁殖し、小さな汚れをこしとったり分解するという効果があります。
ある程度汚れが溜まったら交換しますが一定の効果はあります。
フィルターは交換式ですけど、交換はだいたい月1回が目安ですね。
もちろん季節によって水の汚れ具合も変わるので様子を見て交換時期は判断します。
基本的に夏は水が汚れやすくて、冬は比較的汚れないというイメージです。
また効果としては補助的なレベルですが、水草にも水質を浄化する効果はあります。
種類はたくさんありますが、何かしら入れておくと水質改善の手助けになります。
ろ過装置のメリット
- 装置がちゃんと動けば後は勝手に水を取りこんでろ過してくれる
- つまり、動いてるうちは機械がやってくれて楽
- そのため、水換えも最低限ですむ
機械が動いているうちは機械が水をキレイにしてくれるので楽です。
ろ過装置がないと、水がすぐ汚れるのでより頻繁に水を換えなければいけないです。
水質が悪くなると水が濁ることもありますからね。
ろ過装置のデメリット
- 時々機械の掃除をしないと、汚れでつまって故障の原因になる
- ろ過装置の掃除が水から取りだしたり、少し装置を分解したりと意外と面倒
- 24時間作動しっぱなしなので、多少音はする。(うるさいタイプになると寝るのもきつい)
つまりはメンテナンスが少し面倒です。
ある程度分解しなければいけないですからね。
音についてはものによるけども、24時間作動させることを考えれば静かであることにこしたことはありません。
より細かいメリット、デメリットなどは以下の記事で解説しています。
ろ過装置の代用品
置くだけで簡単
写真の装置を3年くらい使ってますが、一応動くけどめちゃくちゃモーターの音がうるさくなりました。
ある程度は慣れてましたが、寝るのにも支障が出るレベルでした。
そんな時見つけたのが、
『納豆菌ボール』という一見ボール(カプセル)みたいですが、ちゃんと水質改善の道具です。
実際はこんな感じで水に浮かせます。
ちなみに沈むタイプもあるそうです。
理屈は上であげたろ過装置とだいたい一緒でボールの中に水をろ過する微生物(納豆菌)がいて、同じように汚れとかを分解して水をきれいにする。
主な利点としては、
- 納豆菌が有機物(汚れのもと)を分解する
- 納豆菌がメダカの消化吸収を助け、排泄物も分解
- 効果はだいたい1か月くらい
といったところ。
カプセルの中に含まれている納豆菌が水やメダカに対して良い働きかけをしてくれます。
ただ置くだけなので非常に楽ですし、効果は1ヶ月くらいですが交換もサッとできますね。
意外と機械でなくても大丈夫です。
ただし、メダカは他の魚と比べてそこまで水を汚さないのでいいですが、大型の金魚など水を汚しやすい種類もいます。そういう場合はちゃんとろ過装置を使った方が良いです。
沈めるだけで簡単
こちらも水質改善など効果は同じですが、底に沈むタイプ。
そのまま入れるだけであとは放置でOKなので、手間もなく良いですね。
うちでは特に外の水槽はすぐにコケが発生するので、外の水槽で使っています。
デメリット
特に使いづらいとかはないですが、大きな水槽だと効果が薄いです。
そもそも小型水槽を想定してますからね。
ある程度大きな水槽(4,50リットルくらい~)を持っている場合は、ちゃんとしたろ過装置が良いです。
水質の管理は日々ちゃんとやること
- ろ過装置を使うと作動中は常に水質の浄化をしてくれる
- ただし、音や多少の電気代は発生する
- ろ過装置は定期的にそうじをしないと壊れる
- 水に浮かべるもしくは沈めるカプセルタイプは置くだけで非常に手軽
- ただしカプセルの場合、大型の水槽だと効果が薄いのでその時はろ過装置の方が良い
どちらでも一定の効果やメリット・デメリットはあるのでメダカ(観賞魚)の飼い方によって使い分けましょう。
基本的には小さい水槽であれば置くタイプ、ある程度大きい水槽であればろ過装置を使えばいいです。
いずれにしても水質というのは魚が生きる上で最も重要です。
何を使うにしても日々の観察はしっかりしていきましょう。