著者:りょうた
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メダカ飼育では汚れた水を取りかえるのに「水換え」をする場面が定期的にあります。その際新しい水は水道水をそのまま入れると水道水に含まれる塩素(カルキ)でメダカなどの生体がやられてしまうことがあります。
それを防ぐために水換えのときは「カルキ抜き」を使うのが一般的ですが、種類によってはミネラルなどカルキ抜きプラスαの成分がふくまれていてメダカ飼育にも良い影響が出ます。
今回の記事はGEXの「メダカ元気はぐくむ水づくり」を念頭にメダカ飼育におけるカルキ抜きについて解説しました。
メダカ飼育でカルキを抜くのは必須
メダカ飼育において「水換え」というのは必ずやります。水槽の水は時間がたつごとに汚れてくるので新しい水と換える。もしくは何もしなくても蒸発で多少水が減るのでその分の水を補充する(足し水)などがあります。
ここでの注意点が水道水をそのまま水槽に入れると、水道水に含まれるカルキ(塩素)によってメダカなどの生体が死んでしまうことがあります。
カルキの成分である塩素は魚のエラや体表のぬめり(粘膜)を刺激します。
【プロが実践する】水道水の正しいカルキ抜きの方法とは!要する時間などを解説!|東京アクアガーデン
また、魚が生活している飼育水にはバクテリアが住んでいますが、塩素は殺菌効果があるので飼育水の水質を大きく乱します。
もちろん人間が水道水を飲むには無害ですが、メダカなどの観賞魚にとっては毒なんですね。そのため水換えなどで水道水を使う際はカルキ抜きのを使って水道水のカルキを抜いてから水槽に入れなければいけません。
カルキ抜きは種類がたくさんありますが、カルキを抜く+αの効果を期待したい方は今回紹介するメダカ元気はぐくむ水づくりがオススメです。
カルキ抜きを入れなくても水道水のカルキは抜けるが時間がかかる
今回はカルキ抜きを水道水に入れることでカルキを抜くことを念頭に置いていますが、水道水に何も入れなくても含まれているカルキは抜くことはできます。
たとえば水道水を10~20分煮沸したり、水道水を容器に入れて屋外なら半日、屋内なら2~3日放置することでカルキは抜けます。ただし、煮沸した場合は冷ます手間があったり、放置する場合もかなり時間がかかります。特に煮沸に関しては水換えのたびにガス代(IHの場合は電気代)がかかりますからね。
その点、カルキ抜きは即効性があるので水道水に入れればその瞬間にカルキが抜けて、すぐに水換えに使えます。
メダカ元気はぐくむ水づくりの効果・使用感
カルキ抜きをしてくれる上に産卵を促す成分もある

メダカ元気はぐくむ水づくりはカルキを抜く以外の効果もあります。その一つが産卵の促進。「キトサン」という成分がふくまれていることによるものです。
キトサンはカニの殻などに含まれる天然由来の成分。ヒラメやフグなどの養殖産業で使われている成分です。その目的は生存率の向上や成長率の向上、病原微生物に対しての効果を狙うもので、大学機関からもその効果検証が発表されています。
ジェックスラボラトリーではそのキトサンがメダカに対してどのような効果をもたらすか、の研究を行いました。(中略)
メダカ飼育者にとって最も関心の高い「産卵」について。複数回試験を重ねたその合計の産卵数は約6倍、という差がつきました。メダカの産卵は水温・日照とともに、その健康状態が大きく影響します。水槽で飼育するメダカがいつでも元気にいるためには、「水の栄養」は欠かせません。そしてそれは、水道水には含まれません。
【メダカ】健康で産卵しやすい自然に近い環境を|GEX
ジェックスラボラトリーの実験によると、通常のカルキを使った時に比べてメダカ元気はぐくむ水づくりを使った時は産卵数が6倍になったとのことです。
メダカは産卵させること自体はそこまで難しくないのですが、たくさん産卵させようと思うと光量や水温などいろんな環境の要素に気を配らなければいけません。そしてそのなかで「水」も当然重要で、カルキ抜きも少なからずかかわると考えられます。
10年以上メダカ飼育をした中での体感ですが、コケなどが発生して水が汚れてきたような状態だと産卵数が減る印象はあるのでそれだけ水質は産卵において重要な要素なんでしょう。
フタが計量カップになっているので適量を入れやすい
メダカ元気はぐくむ水づくりの場合、使う量は水道水2リットルに対して1ml~2mlとごく少量です。こんなわずかな量を普通に計量するのは難しいですが、実はフタが軽量カップの役割も果たしています。


とはいえ量はわずかなので、注ぎ入れるのが難しければ小型のスポイト・ピペットを使いましょう。
メダカ元気はぐくむ水づくりの使用上の注意点
使っていく中で大きな不満点はないですが、強いて言えばうちの場合、水換えは2リットルのペットボトルを用いるため、メダカ元気はぐくむ水づくりの1回の使用1~2mlと少量になることが多いです。
この1~2mlを正確に測り取れれば良いですが、慣れるまでは難しく時にはちょっと多めに入れてしまうこともあります。その分、思ったより早く使い切ってしまう可能性もあるため使い方次第ではコスパがどうかなと思うことはあります。
この点は先述の小型のスポイト・ピペットを使えば少量を図り取ることもできますし、メダカ元気はぐくむ水づくりは詰め替え用も出ているので、最初の購入の際に詰め替え用も合わせて買っておくとコスパの問題も解決します。

詰め替え用も一緒に買っておくと長期的に使えて便利です。
まとめ
- メダカ飼育で水道水のカルキ抜きは必須
- カルキ抜きの用品はたくさんあるが、中にはメダカの産卵を促す成分などプラスαの効果がある種類も
- カルキ抜きは1回の使用は少量なので計量を上手くやろう
水換えを定期的にやる関係でメダカのカルキ抜きも定期的にやらなければいけません。定期的にやる作業だからこそちょっとでも楽にやりたい。
そんな時にメダカ元気 はぐくむ水づくりなどのカルキ抜きを使って、手軽に水道水のカルキ抜き、水換えをしましょう。
よくある質問
- 「カルキ抜き」とは何ですか?
- 水道水に含まれる塩素(カルキ)は、細菌を殺す働きがある一方、魚にとっては有害です。カルキ抜きは、この塩素を中和して魚が住める水をつくる処理のことです。
- この製品を使う頻度は?
- 水換えのたびに使用するのが基本です。水槽の大きさに応じて説明書どおりの分量を守ってください。
- 保管方法は?
- 直射日光を避け、涼しい場所で保管してください。冷蔵庫に入れる必要はありません。