著者:長池涼太
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水草っての導入で多くの人が重視するポイントが
- 育てやすいか(特にこの点)
- 増やしやすいか
の2点かと思います。
せっかく水草を買っても育てにくかったり、すぐ枯れてしまってはもったいないですよね。
僕も2013年からメダカを飼って水草もいろんな種類を育ててきましたが、おそらく一番丈夫で育てやすかったであろう水草が『スクリューバリスネリア』。
水槽のレイアウトのアクセントとして用いてる方も多いそうですが、その育てやすさは初心者にも適任だと思います。
スクリューバリスネリアはこんな水草
細長い葉と『スクリュー』という名の通りねじれたような形が特徴の水草で別名・和名で『ネジレモ』とも呼ばれています。
葉のねじれも不規則で水槽内では背丈の高い水草になので、水槽の後ろに植えられることが多いです。
水槽の手前に植えてしまうと、高い背丈が邪魔で水槽の後ろ側が見えづらくなります。
ちなみに日本国内にも生息しているそうで、琵琶湖近辺で見られるらしいです。
スクリューバリスネリアは育てやすい
スクリューバリスネリアは光や水質、肥料などに制約は特になくメダカが育つ環境であれば問題なく育ちます。
照明も水槽のサイズに合わせた照明を使っていれば問題ないです。
水草も種類によっては『二酸化炭素や肥料の添加が必須』『強い光が必須』など条件もありますが、スクリューバリスネリアはこのような条件はないので扱いやすいですね。
これまで枯らした水草もありましたが、スクリューバリスネリアは1年以上水槽にいて枯れてない数少ない水草です。
逆に言えばむしろどんどん増えるので、特に水槽内のレイアウトを崩したくない人はこまめにトリミングをすることをオススメします。
あまり増えて生い茂ってもメダカなどが見えづらくなりますからね。
底砂についても僕の水槽では田砂とソイルでしっかり育っているので、スクリューバリスネリアに関して底砂も特に制約はないようです。
強いて言えばソイルを底砂で使うと水質が酸性に偏って、スクリューバリスネリアも酸性に偏った水質には弱い傾向があるので注意ですね。
とはいえ水換えを定期的にしている状態なら僕の水槽ではソイルでも問題なかったので、水換えをちゃんとやればそこまで問題はないと思います。
水温は室内では極端な水温にならないため気にしてないですが、『高水温に弱い』という情報もあります。
そのため30℃を超える水温だと育ちが悪くなる可能性はありそうです。
エアコンがある程度きいていて、日光がガンガンにあたるような場所でなければ室内で30℃を超えるような水温にはならないはずです。
屋外飼育だと夏場は水温が30℃を超えることがしょっちゅうあります。そのため、スクリューバリスネリアは室内向けになります。
スクリューバリスネリアは増やすのも簡単
スクリューバリスネリアはある程度育つと根元から『地下茎(ランナー)』を出し、それが新たなスクリューバリスネリアとして成長していきます。
地下茎はナガバオモダカなど屋外飼育(ビオトープ)に使う水草に多い増え方ですね。
地下茎の発生も特に特別な条件はなく順調に成長していれば勝手に出てきます。
逆に増えすぎて水槽を覆いつくさないかの方が心配なので、レイアウト的に多すぎになりそうと感じたら地下茎をトリミングしたり、間引く必要がありますね。
水槽の奥側に植えるとレイアウト的にも良い
スクリューバリスネリアは成長が早くしかも背が高くなるので、水槽の奥側に植えると他の水草の鑑賞の邪魔にならず良い感じになります。
逆に手前には、ウィローモスやキューバパールグラスなどのような背の低い水草を植えましょう。
スクリューバリスネリアは育てやすい
スクリューバリスネリアの特徴
- スクリューバリスネリアは水温や光などに制約がないため初心者でも育てやすい
- レイアウトを考えると水槽の奥側に植えると良い(手前に置くと奥の水草などが見えづらくなるため)
スクリューバリスネリアの注意点
- 高水温(30℃以上)に弱い。基本的には室内向け
- 様子見てトリミング・間引きをしないと水槽内を覆いつくすくらい増える
スクリューバリスネリアの良いところはとにかく『育てやすい』に尽きます。
環境が合えばどんどん増えるので、むしろ増えすぎに注意してトリミング・間引きを怠らないようにしましょう。