著者:りょうた
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意外とコツがいるメダカの針子・稚魚のエサに良い。入れるだけでエサになる微生物を産み出してくれるので楽。
生まれたばかりのメダカの針子は、ヨークサック(お腹の栄養袋)の栄養を使い切ると、エサが口に入らず餓死してしまうことがあります。メダカ針子のエサ選びは、生存率を左右する重要なポイントです。
本記事では、GEXの「メダカ元気 生きたプランクトンフード」を使用条件、活用のコツとあわせて解説します。飼育容器に入れておくだけで、針子が食べられる微小なプランクトンが発生する製品です。メダカ針子のエサに悩む方は、ぜひ参考にしてください。
GEXメダカ元気生きたプランクトンフード
メダカ元気生きたプランクトンフードはこんな感じ


15g入りの顆粒タイプで、プランクトンを担持させたセルロース粒子を水に浸すと、針子が食べられるプランクトンが発生します。発生するプランクトンは約50μm(0.05mm)と非常に小さく、針子の小さな口にも入るサイズとされています。人工フードのように食べ残しで水を汚しにくい点も、生きたエサならではの特長です。
機能・特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ジェックス(GEX) |
| 内容量 | 15g |
| タイプ・粒サイズ | 顆粒(約4〜6mm) |
| 原材料 | プランクトン担持セルロース粒子、ポリエステル |
| 使用目安 | 水容量10L以下の容器に1個 |
| 対象 | 孵化後1〜2週間までの針子 |
| プランクトンの大きさ | 約50μm |
| 交換目安 | 約2ヶ月 |
| 適正水温 | 20〜30℃(直射日光は避ける) |
効果を引き出す使い方
水に浸してから1〜2日後にプランクトンが発生し始めます。そのため、孵化の少し前(目安は1〜2日前)から容器に入れておくと、孵化直後からエサが確保できます。水換えは飼育水の3分の1程度にとどめ、プランクトンが一度に減らないようにします。
GEXメダカ元気生きたプランクトンフードの良いところ
いつでも生きたエサを供給
最大の利点は、針子が食べたいときにいつでも生きたエサを食べられる点です。人が与えるエサは回数や量に限界がありますが、本製品は夜間や不在時もエサが途切れにくくなります。生きたミジンコやゾウリムシなどの生餌のような培養の手間が不要で、水質を汚しにくい点も魅力です。
留守中も安心できる
常にプランクトンが供給されるため、数日間家を空けても針子を死なせずに済んだという声があります。仕事や家事で毎日こまめに世話ができない方には、心強いポイントです。
2か月もつので針子から成魚までの成長をカバーできる
GEXメダカ元気 生きたプランクトンフードの使用期間は2か月とされています。順調に育っていれば1.5㎝~2.5㎝くらいの大きさに成長しおおむね大人の状態になり、卵を産める状態になる場合もあります。針子から成魚になるまでの期間をカバーできるエサです。
GEXメダカ元気生きたプランクトンフードの注意点
個人的には大きな不満等はない印象です。ただ使う上でのちょっとした注意点はあるので、以下の点に注意して使いましょう。
浮きやすい

GEXメダカ元気生きたプランクトンフードは使い方としてただ水の中に入れるだけとシンプルですが、そのまま入れると浮きやすいです。そのため底に沈めたい場合は最初のうちは水槽内にある石などを重りとして乗せた方が良いです。

プランクトンが見えず、効果を実感しにくい
発生するプランクトンは肉眼では確認できません。そのためパッと見た感じではプランクトンが発生しているかどうかは分かりません。

ただ、水槽に入れてから2,3週間すると水が濁ったように見えるようになりました。水換え等はそれまで通り。水槽にいるメダカやミナミヌマエビなどは特に変わった様子もなく、水質の悪化というよりはプランクトンが発生したからとも思われました。少なくとも濁ったことにより、針子やエビが死んだとかはありません。
単体では完結しない補助飼料である
今回紹介のプランクトンフードはあくまで『補助飼料』と位置づけられており、これ単体で用いるというよりは普段の人工フードとの併用が前提です。様子を見つつエサは普段通り与えましょう。うちの水槽ではメダカの針子・稚魚には微生物の素をエサとして与えています。
GEXメダカ元気生きたプランクトンフードがオススメな人・そうでない人
オススメな人
- 初めてメダカの針子・稚魚の育成に挑戦する人
- ミジンコやゾウリムシなど生きたエサの培養が苦手、負担に感じる人
- 日中は仕事や家事で忙しく、こまめにエサを与えられない方
オススメではない人
- 大型の容器や屋外の大きな鉢で大量に飼育する方
- 低水温の時期に使いたい方
水に入れるだけで効果を発揮し、扱いやすいためメダカ繁殖の初心者で特に水量10リットル以下の小型水槽でメダカの針子・稚魚を育てるときにはオススメです。逆に10リットルを超える大きめな水槽だと1個では効果が薄くなることもあるので複数個入れるか、30リットル水槽まで対応できる生きたプランクトンフードPLUSがオススメです。
よくある質問
- いつから容器に入れるのが効果的ですか?
- プランクトンは水に浸してから1〜2日後に発生し始めるため、孵化の少し前に入れておくのが効果的です。孵化直後の針子がすぐにエサを食べられます。
- 人工フードは不要になりますか?
- 本製品は補助飼料のため、人工フードとの併用が前提です。孵化後1〜2週間を過ぎて口が大きくなったら、粉末状のフードと併用すると、メダカ針子のエサが不足しにくくなります。
- 水換えはどのくらいの頻度・量で行えばよいですか?
- 一度に大量の水を換えると、プランクトンが一気に減ってしまいます。換水は飼育水の3分の1程度にとどめてください。
- 塩浴や薬浴は同じ容器でできますか?
- 塩分や魚病薬はプランクトンを死滅させるおそれがあるため、同じ容器での使用は避けてください。治療が必要な場合は、別の容器に移して行いましょう。
- 袋を開けて小分けにしてもよいですか?
- 愛好家の間で試されている方法ですが、メーカーの想定した使い方ではありません。効果は保証されないため、自己責任のもと、少数の容器で試すことをおすすめします。
まとめ
ジェックスの「メダカ元気 生きたプランクトンフード」は、メダカ針子のエサ不足を防ぎたい方にオススメです。微小なプランクトンが容器内で発生し、針子が食べたいときにいつでも食べられる環境を作れます。
一方で、プランクトンや効果が目に見えないことや、水温・水容量・塩浴不可といった使用条件には注意が必要です。20〜30℃の環境で、水換えは3分の1ずつ行い、約2ヶ月で交換するというルールを守りましょう。そのうえで人工フードを併用すれば、針子の生存率向上が期待できます。

以下の記事でメダカの稚魚・針子のエサをまとめて紹介しています。

以下の記事でメダカのエサ全般をまとめて紹介しています。
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